リヨンってどんなところ?
リヨン市の人口を含め近郊には164万8216人(1999年現在)が住み、フランス第2の規模とされる。フランスにおける金融の中心地で、ローヌ川の東側にクレディ・リヨネタワーがそびえている。
ローマ帝国のガリア属州の植民市ルグドゥヌムとして古代から栄えた。中世にはマーケットの立つ町としてヨーロッパでも有数の交易地だった。またクロワ・ルース(Croix-Rousse)は古くから絹織物の盛んな地区で、リヨンは絹織物の産地としても有名。旧市街は1998年12月、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
ベルクール広場 (La place Bellecour) はローヌ川とソーヌ川にはさまれた市の中心部にある。中央にはルイ14世像。広場の南西のすみ、道路を挟んで西側に、星の王子さまと作者のサン=テグジュペリの像が立っている。そこから遠くないところに、サン=テグジュペリが生まれたアパルトマンがある。
毎年夏の夜、フルヴィエールの丘にあるローマ劇場で、フルヴィエールの夜(la Nuit de Fourviere)という行事がが開かれる。著名なアーティストのコンサートや演劇が催される。
リヨンは、フランス国鉄のTGV(Train a Grande Vitesse:テ・ジェ・ヴェ)が、1981年にパリとリヨンとを結び最初に開通した。TGVはリヨン市内ではペラーシュ駅、パールデュー駅 (Part-Dieu) の二つの駅に停車。
リヨン・サン=テグジュペリ国際空港(LYS)がある。この空港にもTGVが停車する。2000年にリヨン生まれのサン=テグジュペリ生誕100年を記念してリヨン・サトラス空港から改名しLYSとなった。
「食通の街リヨン」とされるのは、文化の中心地イタリアのメディチ家仕込みの宮廷料理の影響を受けたことが理由で、リヨンはフランスの他の地域より食文化が進んでいた。一方で、郷土色豊かな家庭料理も多い。リヨンに、ワインの名産地も数え切れず、「リヨンを流れる3番目の河」とされるほど大量に消費されるボジョレのワインは有名。2年に1度、SIRHA(シラ)国際外食産業見本市が開かれ、製菓ワールドカップ(la Coupe du Monde de la Patisserie)が行われる。各国代表の一流のパティシエが3人1チームで参加し、飴細工、チョコレート、氷彫刻の3種目で世界一を競う。
|